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鉄鋳物

今日は、気温自体は26℃位と、それほど高くはなりませんでしたが、湿度が異常に高く、不快指数急上昇の1日でした。紙なんか湿気でシナシナしちゃって、ペンのすべりも気持ち悪い感じでしたね。

 

さて、今日は鉄の鋳物のお話。

 
鉄の鋳物と言うと、ごつくて重いと言うイメージでしょうか。 確かに比重が8弱もあるのに、分厚く成型されているので、確かに重いんです。 良く巷で見かけるルクルーゼやストウブなどは、20cmくらいの鍋でもずっしりと重いです。 これを寝ている時に、頭の上に落とされたりしたら、、、。 カミさんには優しくしましょう(笑)

 
なぜ重いかと言うのは、ただ単に厚いからです。 ではなぜ厚いのか? 通常は厚くしか作れないんです。 鋳物ですので、溶かした鉄を主には砂の型に流し込んで成型するわけですが、厚く成型しないと溶かした鉄が上手く流れず、不良が多くなると言うのがひとつ。 鉄は砂型の中を流れながらどんどんと冷えていきますので、薄いとすぐに冷えてしまってだめなんですね。 仮に冷えないように温度管理をしても、素材そのものがもろいので、薄いとすぐに割れてしまうと言うのがもうひとつ。 これは湯(溶かした鉄)の中に入っている炭素の結晶の形状に起因するものなのですが、炭素の結晶がフレーク状に析出してそれぞれが繋がってしまうために、その部分に応力が集中し、割れてしまうんです。そこで今、ダクタイル鋳鉄と言うものがクローズアップされてきていまして、これは、そのフレーク状に析出する炭素の形状を球状にし、強度を飛躍的にアップさせたものなんです。 言葉で書くと簡単なのですが、実際には湯のコントロールが難しく、なかなか一筋縄には行かないのですが、これにより、従来の鉄鋳物鍋と比較して、半分以下の重量にすることが出来るので、他製品に対しての大きなアドバンテージになります。

 

今、ダクタイルを使って新製品を作っていますが、次から次へと問題が出てきて、、、(涙)
でも、だからこそ、誰にもまねできない製品になるのですけどね。

 

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