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真空ボトル

いやー、今日も非常に暑い1日でした。 昨日は1日水害の片付けを手伝っていましたが、まじめな話、頭がクラクラしてくるほどの暑さでしたが、今日はそれ
以上ですね。 管理人が小さかった頃は、は30℃を越えると大騒ぎしたような気がしますが、今は30℃が当たり前になってしまいましたね。

 

今日は真空ボトルのお話。
 
管理人は最近、お茶代の節約のためにボトルを購入しました。 梅サワーなどの「酢」を使った飲料を良く飲むので、内面がフッ素樹脂加工されているものを選びました。 日本のブランドではありましたが、海外工場の生産品でしたね。 国産はほとんどなくなっちゃったのかなぁ。 事務所の近くに実際に作っている工場がありますので、ゼロではないのは確かですが、国産のシェアってどれくらいなんでしょうかね?
 
真空2重ボトルの肝はもちろん断熱性能な訳ですが、同じ真空2重ボトルといって売られているものでも、性能に差があると言うのはあまり知られていないかもしれません。 真空と言うとほとんどの方は、中に全く空気が入っていない状態だと思われているでしょう。 しかし、真空の定義と言うのは、JIS規格で言うところでは「大気圧よりも低い状態」を示すものであって、絶対真空(物質も圧力もゼロの状態)ではないのです。 絶対真空状態を作り出すことは、不可能ではないですが、コスト的にも全くメリットがありませんので、ほとんどの2重ボトルは減圧された状態であっても、中に何も入っていないわけではないのです。 で、そのボトルの性能差というのは、その真空度から生まれます。 2重になった壁の間に、より多くの熱を伝える物質があればあるほど、断熱性能は落ちるわけです。
 
ボトルの壁の中を真空にするやり方は、大きく分けて2種類あります。 ひとつは、大きな真空炉の中に製品を入れて、炉の中を減圧してから空気を抜いた穴を塞ぐ方法と、もうひとつは、ボトル本体に直接真空ポンプを取り付け、中の空気を抜いたところでポンプと本体をつなぐ菅をつぶして穴を塞ぐ方法です。 後者のやり方では、ポンプで空気を抜く際に、より真空度を高めるためにボトル本体を加熱し、中の空気を膨張させてから抜くようにしています。
性能的には前者の真空炉を使ったほうが、より真空度の高いボトルが作れるのですが、1工程で作れる数量が限られますし、また真空にする工程にも時間がかかるので、数量が上がらず、結果コストに跳ね返ることになります。 後者のやり方ですと設備も安いので、場所さえあれば生産量も増やせますし、生産のスピードも速いのでコストも安くすることが出来ますが、真空度の面から見るとやはり劣ると言うことは否めないところです。 真空ポンプに繋がる「へそ」を潰し切る際も、潰し方悪いと徐々に空気が入っていって、ただの2重ボトルになってしまう場合もありますし、品質が安定していないと言うのも欠点でしょうか。(最近のものは切り口に樹脂をかぶせて空気が入りにくくしているようですが)
 
残念ながら、この2者の違いは外からでは分かりません。 ただ、価格の違いの1つの理由にはなっていますので、購入の際の参考にしてみてください。
 

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